住宅ローンを利用して買いたいのですが、その方法は?

 田舎不動産は安いので、誰にでも買いやすいと思われがちですが、実は資金面から云えば、街の建売やマンションを買う方が、はるかに簡単なのです。その理由は、田舎不動産は主に「都市計画区域外」の無指定地域と呼ばれる山間部の過疎地域の田舎にあります。当然、その地域には郵便局、農協以外の金融機関はなく、一般の市中銀行では不動産としての担保価値を認めておりません。従ってこれから買う不動産を担保に入れて借入をする、所謂「住宅ローン」と云う融資の対象外になる訳です。ですから、田舎不動産を買う場合は原則として全額現金(自己資金)でと云う事になります。但し、これから買う田舎不動産を担保にするのではなく、自宅や他に不動産をお持ちの方は、そこを担保にお近くの金融機関でご相談してみて下さい。