排水

 岐阜県と愛知県の都市計画区域外の田舎で下水道が完備されている町や村は、岐阜県内には複数カ所ありますが、
愛知県内はあまりありません。
 ひと昔前までの田舎では、家庭用雑排水は大抵の場合、自然放流か敷地内の浸透式にしている場合が普通でしたし、
トイレは汲み取り式でした。
 現在は個別浄化槽(合併)の普及により、下水道の無い田舎でも水洗トイレを完備している物件が増えています。
 とは言え、まだ自然放流や浸透式の物件もありますので、そういった物件を購入された買主様へは個別浄化槽(合併)
の設置を検討してもらっています。
 浄化槽設置費用について、定住する場合は助成金の対象となっている市町村もありますので、行政へ確認してみてください。

 農村部の水路の水は、そのまま田畑で利用されていたりします。その為、不用意に水路に雑排水を流出させると、
田んぼの中に油や洗剤の泡が浮いたりして地元農家にとって大迷惑になってしまいます。
 家から流す水は必ずどこかに通じていることを念頭に、環境に配慮して田舎暮らしを楽しんで欲しいと思います。